“おほがま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大釜55.6%
大構22.2%
大窯11.1%
大鎌11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永富町ながとみちやうと申候處の銅物屋かなものや大釜おほがまの中にて、七人やけ死申候、(原註、親父おやぢ一人、息子むすこ一人、十五歳に成候見せの者一人、丁穉でつち三人、抱へのとびの者一人)
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
なんにもいらない、體だけ歸へせと爭つてゐた。角店の大構おほがまへも、大名邸ほどの廣い土地も家作も、大資産であるだけ負債も多く、家も子供たちにおなじにすつかり蟲くつてゐたのだつた。
「郭子儀」異変 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
土器製造どきせいざう大窯おほがまあとかなんぞではないだらうかといふのである。
草刈連くさかりれん大鎌おほがまひねくつてる。