“銅物屋”の読み方と例文
読み方割合
かなものや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銅物屋かなものやは屋號三文字屋であつたことが、大郷信齋の道聽途説だうていとせつに由つて知られる。道聽途説は林若樹わかきさんの所藏の書である。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
永富町ながとみちやうと申候處の銅物屋かなものや大釜おほがまの中にて、七人やけ死申候、(原註、親父おやぢ一人、息子むすこ一人、十五歳に成候見せの者一人、丁穉でつち三人、抱へのとびの者一人)
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)