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大鍋
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おほなべ
ふりがな文庫
“
大鍋
(
おほなべ
)” の例文
ものゝ
可懐
(
なつか
)
しかつたのは、
底暗
(
そこくら
)
い
納戸
(
なんど
)
の
炉
(
ろ
)
に、
大鍋
(
おほなべ
)
と
思
(
おも
)
ふのに、ちら/\と
搦
(
から
)
んで
居
(
ゐ
)
る
焚火
(
たきび
)
であつた、この
火
(
ひ
)
は、
車
(
くるま
)
の
上
(
うへ
)
から、
彼処
(
かしこ
)
に
茶屋
(
ちやや
)
と
見
(
み
)
た
時
(
とき
)
から
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
智恵無しの奴め
大鍋
(
おほなべ
)
の
四辺
(
ぐるり
)
にそれッ位無駄がついてゐるでは無いか、それへ湯を廻して砂糖さへ甘くすれば十人前や二十人は浮いて来よう、何処でも皆なそうするのだお前の
店
(
とこ
)
ばかりではない
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
肉汁
(
スープ
)
でも一ぱい
入
(
はい
)
つてゐさうな
大鍋
(
おほなべ
)
を
掻
(
か
)
き
廻
(
まは
)
して
居
(
ゐ
)
ました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
智惠無
(
ちゑな
)
しの
奴
(
やつ
)
め
大鍋
(
おほなべ
)
の
四邊
(
ぐるり
)
に
夫
(
そ
)
れッ
位
(
くらい
)
無駄
(
むだ
)
がついて
居
(
ゐ
)
るでは
無
(
な
)
いか、
夫
(
そ
)
れへ
湯
(
ゆ
)
を
廻
(
まわ
)
して
砂糖
(
さとう
)
さへ
甘
(
あま
)
くすれば十
人
(
にん
)
前
(
まへ
)
や二十
人
(
にん
)
は
浮
(
う
)
いて
來
(
こ
)
よう、
何處
(
どこ
)
でも
皆
(
みん
)
な
左樣
(
そう
)
するのだお
前
(
まへ
)
の
店
(
とこ
)
ばかりではない
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
鍋
常用漢字
中学
部首:⾦
17画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫