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大網
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おほあみ
ふりがな文庫
“
大網
(
おほあみ
)” の例文
それからは
霎時
(
しばらく
)
遠
(
とほ
)
ざかつて
居
(
ゐ
)
たが、四十一
年
(
ねん
)
六
月
(
ぐわつ
)
四
日
(
か
)
に、
一人
(
ひとり
)
で
寺尾
(
てらを
)
、
子安
(
こやす
)
、
篠原
(
しのはら
)
、
大網
(
おほあみ
)
、
樽
(
たる
)
、
駒岡
(
こまをか
)
の
諸遺跡
(
しよゐせき
)
を
過
(
す
)
ぎて、
末吉
(
すゑよし
)
に
掛
(
かゝ
)
つて
來
(
く
)
ると、
這
(
こ
)
は
抑
(
そ
)
も
如何
(
いか
)
に、
這
(
こ
)
は
如何
(
いか
)
にである。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
汽車
(
きしや
)
が
千葉
(
ちば
)
まはりに
譽田
(
ほんだ
)
……を
過
(
す
)
ぎ、
大網
(
おほあみ
)
を
本納
(
ほんなふ
)
に
近
(
ちかづ
)
いた
時
(
とき
)
は、
目
(
め
)
の
前
(
まへ
)
の
苗代田
(
なはしろだ
)
を、
二羽
(
には
)
銀翼
(
ぎんよく
)
を
張
(
は
)
つて、
田毎
(
たごと
)
の
三日月
(
みかづき
)
のやうに
飛
(
と
)
ぶと、
山際
(
やまぎは
)
には、つら/\と
立並
(
たちなら
)
んで、
白
(
しろ
)
い
燈
(
ひ
)
のやうに
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
先づ
大網
(
おほあみ
)
の湯を
過
(
すぐ
)
れば、
根本山
(
ねもとやま
)
、
魚止滝
(
うおどめのたき
)
、
児
(
ちご
)
ヶ
淵
(
ふち
)
、
左靱
(
ひだりうつぼ
)
の険は
古
(
ふ
)
りて、
白雲洞
(
はくうんどう
)
は
朗
(
ほがらか
)
に、
布滝
(
ぬのだき
)
、
竜
(
りゆう
)
ヶ
鼻
(
はな
)
、
材木石
(
ざいもくいし
)
、
五色石
(
ごしきせき
)
、
船岩
(
ふないわ
)
なんどと
眺行
(
ながめゆ
)
けば、
鳥井戸
(
とりいど
)
、
前山
(
まえやま
)
の
翠衣
(
みどりころも
)
に染みて、
福渡
(
ふくわた
)
の里に
入
(
い
)
るなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
灰色の
大網
(
おほあみ
)
にして
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
網
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“大網”で始まる語句
大網膜