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地点
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ところ
ふりがな文庫
“
地点
(
ところ
)” の例文
旧字:
地點
小谷間
(
こたにあい
)
の、いささか風雨を避けた
地点
(
ところ
)
に、白髪頭を土に
滅
(
め
)
り込まして、草加屋伊兵衛の血だらけの
屍骸
(
むくろ
)
が、仰向けに倒れていた。
釘抜藤吉捕物覚書:08 無明の夜
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
⦅かう、魔性の
地点
(
ところ
)
ぢや! 悪魔のそそのかしだ! あの人間の敵、ヘロデめが絲を引いてゐくさるのぢや。⦆
ディカーニカ近郷夜話 後篇:05 呪禁のかかつた土地
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
この林から一里ほど離れた
地点
(
ところ
)
に、だだっ広い前庭を持った一構えの農家が立ってい、
家鶏
(
にわとり
)
の
雛
(
ひな
)
が十羽ばかり、親鶏の足の周囲を、
欝金色
(
うこんいろ
)
の綿の珠が転がるかのように
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
彼所
(
あそこ
)
は
何
(
なん
)
と
呼
(
よ
)
ぶか……つまり
籠城中
(
ろうじょうちゅう
)
にそなたが
隠
(
かく
)
れていた
海岸
(
かいがん
)
の
森蔭
(
もりかげ
)
じゃ。
今
(
いま
)
でも
里人達
(
さとびとたち
)
は、
遠
(
とお
)
い
昔
(
むかし
)
の
事
(
こと
)
をよく
記憶
(
おぼ
)
えていて、わざとあの
地点
(
ところ
)
を
選
(
えら
)
ぶことに
致
(
いた
)
したらしい……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そうそういつか
私
(
わたくし
)
がお
詣
(
まい
)
りしたのは
丁度
(
ちょうど
)
春
(
はる
)
の
半
(
なか
)
ばで、あちこちの
山
(
やま
)
や
森
(
もり
)
には
山桜
(
やまざくら
)
が
満開
(
まんかい
)
でございました。
走水
(
はしりみず
)
は
新井
(
あらい
)
の
城
(
しろ
)
から三四
里
(
り
)
ばかりも
隔
(
へだ
)
った
地点
(
ところ
)
なので、
私
(
わたくし
)
はよく
騎馬
(
きば
)
で
参
(
まい
)
ったのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“地点”の意味
《名詞》
地 点(ちてん)
地上のある特定の場所。
(出典:Wiktionary)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
点
常用漢字
小2
部首:⽕
9画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味