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右樣
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みぎやう
ふりがな文庫
“
右樣
(
みぎやう
)” の例文
新字:
右様
東京驛
(
とうきやうえき
)
を
一番
(
いちばん
)
で
立
(
た
)
てば、
無理
(
むり
)
にも
右樣
(
みぎやう
)
の
計略
(
けいりやく
)
の
行
(
おこな
)
はれない
事
(
こと
)
もなささうだが、
籠城
(
ろうじやう
)
難儀
(
なんぎ
)
に
及
(
およ
)
んだ
處
(
ところ
)
で、
夜討
(
ようち
)
は
眞似
(
まね
)
ても、
朝
(
あさ
)
がけの
出來
(
でき
)
ない
愚將
(
ぐしやう
)
である。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
入んが爲先妻へ無實の
汚名
(
をめい
)
を
負
(
おは
)
せ
追
(
おひ
)
出したる
旨
(
むね
)
九郎兵衞よりの
訴状面
(
そじやうめん
)
に見ゆるが此儀申
解
(
わけ
)
ありやと有に九助は全く以て
右樣
(
みぎやう
)
の事は御座なくと委細の
事故
(
ことがら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
定重
右樣
(
みぎやう
)
の儀はかねて父よりうけたまはつて居りまする。そのをりに叔父上がおん身代りに相立たずば、頼朝公の御運も危かつたかとも存じられまする。
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
長庵の玄關
先
(
さき
)
に
失念
(
しつねん
)
致して歸り候により其後兩三度も取りに
遣
(
つか
)
はし候得ども之無き
趣
(
おもむ
)
きにて返して
呉
(
くれ
)
ざる故其儘に致し置候ひしが其節の傘に
相違
(
さうゐ
)
無御座候然るに長庵
右樣
(
みぎやう
)
の儀を申立る事何分にも其意を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
麹町平川天神裏門前にて見受たる由
其砌
(
そのみぎ
)
りの
始末
(
しまつ
)
包
(
つゝ
)
まず
逐
(
ちく
)
一申立べしと云はれければ忠兵衞はハツと
答
(
こた
)
へしまゝ
齒
(
は
)
の
根
(
ね
)
も
合
(
あは
)
ぬばかりにて
漸々
(
やう/\
)
に申立けるは願ひ人光より申上たる通り
相違
(
さうゐ
)
御座なくとばかりなれば越前守殿
汝
(
おの
)
れ忠兵衞
右樣
(
みぎやう
)
の儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
樣
部首:⽊
15画
“右”で始まる語句
右
右手
右舷
右左
右近
右顧左眄
右往左往
右馬允
右側
右方