“みぎやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
右樣60.0%
右様40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定重 右樣みぎやうの儀はかねて父よりうけたまはつて居りまする。そのをりに叔父上がおん身代りに相立たずば、頼朝公の御運も危かつたかとも存じられまする。
佐々木高綱 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
長庵の玄關さき失念しつねん致して歸り候により其後兩三度も取りにつかはし候得ども之無きおもむきにて返してくれざる故其儘に致し置候ひしが其節の傘に相違さうゐ無御座候然るに長庵右樣みぎやうの儀を申立る事何分にも其意を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
相手がたがひ巴里パリイツ子同士、流行はやり同士であり、其れが右様みぎやうの事情のもとに行ふ決闘であり、その上当日の決闘ぶりが非常に壮烈であつたので
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
はなはだ困り候折さふらふをりからゆゑ、誠に残念には御座候得共ござさふらえども右様みぎやう次第しだいあしからず御推察ごすゐさつなし被下度候くだされたくさふらふ匆々さう/\
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)