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はくしき
ふりがな文庫
“
博識
(
はくしき
)” の例文
おそらくは
無望塔
(
むばうたふ
)
にやあらん。住僧の心には
死
(
しぬ
)
がいやさに
無望塔
(
のぞみなきたふ
)
なるべし。こゝに
無稽
(
むけい
)
の
一笑
(
いつせう
)
を
記
(
しる
)
して
博識
(
はくしき
)
の
確拠
(
かくきよ
)
を
竢
(
ま
)
つ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
明
(
あか
)
すに打聞
息子
(
むすこ
)
腕
(
うで
)
叉
(
こまね
)
いて默然たりしが
漸々
(
やう/\
)
にして首を
上
(
あげ
)
世に有難き御
慈愛
(
いつくしみ
)
を傳承りて勸たる和郎が言葉を
用
(
もち
)
ひずして
博識
(
はくしき
)
振
(
ぶり
)
たる我答へ
今更
(
いまさら
)
思へば
面目
(
めんぼく
)
なし花はともあれ父母の
意
(
こゝろ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なあ官兵衛、若くしてあの大才あの
博識
(
はくしき
)
。あれほどな人間を天が世に送るくらいなら、なぜ天はそれに
病
(
やまい
)
などというものを持たせてこの世に生ませたのだろう。今ここを去る半兵衛の心根を
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おそらくは
無望塔
(
むばうたふ
)
にやあらん。住僧の心には
死
(
しぬ
)
がいやさに
無望塔
(
のぞみなきたふ
)
なるべし。こゝに
無稽
(
むけい
)
の
一笑
(
いつせう
)
を
記
(
しる
)
して
博識
(
はくしき
)
の
確拠
(
かくきよ
)
を
竢
(
ま
)
つ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
葵亭翁は
蒲原郡
(
かんばらごほり
)
加茂明神の
修験
(
しゆげん
)
宮本院名は
義方吐醋
(
よしかたとさく
)
と
号
(
がう
)
し、又
無方斎
(
むはうさい
)
と
別号
(
べつがう
)
す、
隠居
(
いんきよ
)
して
葵亭
(
きてい
)
といふ。
和漢
(
わかん
)
の
博識
(
はくしき
)
北越の
聞人
(
なたかきひと
)
なり。芭蕉が
件
(
くだん
)
の句ものに見えざればしるせり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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葵亭翁は
蒲原郡
(
かんばらごほり
)
加茂明神の
修験
(
しゆげん
)
宮本院名は
義方吐醋
(
よしかたとさく
)
と
号
(
がう
)
し、又
無方斎
(
むはうさい
)
と
別号
(
べつがう
)
す、
隠居
(
いんきよ
)
して
葵亭
(
きてい
)
といふ。
和漢
(
わかん
)
の
博識
(
はくしき
)
北越の
聞人
(
なたかきひと
)
なり。芭蕉が
件
(
くだん
)
の句ものに見えざればしるせり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蛾眉山
(
がびさん
)
のある
蜀
(
しよく
)
の
地
(
ち
)
は都を
去
(
さ
)
る事
遠
(
とほ
)
き
僻境
(
へききやう
)
なり。
推量
(
すゐりやう
)
するに、
田舎
(
ゐなか
)
の
標準
(
みちしるべ
)
なれば
学者
(
がくしや
)
の
書
(
かき
)
しにもあるべからず、
俗子
(
ぞくし
)
の筆なるべし。されば
我
(
わが
)
今の
俗
(
ぞく
)
竹を※と
亻
(
にんべん
)
に
誤
(
あやまる
)
の
類
(
るゐ
)
か、
猶
(
なほ
)
博識
(
はくしき
)
の
説
(
せつ
)
を
俟
(
ま
)
つ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
蛾眉山
(
がびさん
)
のある
蜀
(
しよく
)
の
地
(
ち
)
は都を
去
(
さ
)
る事
遠
(
とほ
)
き
僻境
(
へききやう
)
なり。
推量
(
すゐりやう
)
するに、
田舎
(
ゐなか
)
の
標準
(
みちしるべ
)
なれば
学者
(
がくしや
)
の
書
(
かき
)
しにもあるべからず、
俗子
(
ぞくし
)
の筆なるべし。されば
我
(
わが
)
今の
俗
(
ぞく
)
竹を※と
亻
(
にんべん
)
に
誤
(
あやまる
)
の
類
(
るゐ
)
か、
猶
(
なほ
)
博識
(
はくしき
)
の
説
(
せつ
)
を
俟
(
ま
)
つ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
博
常用漢字
小4
部首:⼗
12画
識
常用漢字
小5
部首:⾔
19画
“博識”で始まる語句
博識家