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勧告
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かんこく
ふりがな文庫
“
勧告
(
かんこく
)” の例文
旧字:
勸告
一
週間
(
しゅうかん
)
を
経
(
へ
)
てアンドレイ、エヒミチは、
病院
(
びょういん
)
から
辞職
(
じしょく
)
の
勧告
(
かんこく
)
を
受
(
う
)
けたが、
彼
(
かれ
)
はそれに
対
(
たい
)
しては
至
(
いた
)
って
平気
(
へいき
)
であった。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
此家の
主人
(
あるじ
)
は彼小笠原に剣を
抛
(
なげう
)
つ可く
熱心
(
ねっしん
)
勧告
(
かんこく
)
したが、一年後の今日、彼は陸軍部内の
依怙
(
えこ
)
情実に
愛想
(
あいそう
)
をつかし
疳癪
(
かんしゃく
)
を起して休職願を出し、北海道から出て来たので
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
けれど、これだけで、彼の使命とする——開城降伏の
勧告
(
かんこく
)
——を敵がうけ
容
(
い
)
れるわけではない。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ことに二十九日朝のラジオはアナウンサーの切々たる情感をこめた声をとおして、戒厳司令官の兵に対する原隊復帰
勧告
(
かんこく
)
の言葉をつたえ、いよいよ事態の
切迫
(
せっぱく
)
を思わせた。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
箱館
(
はこだて
)
の
五稜郭
(
ごりょうかく
)
開城
(
かいじょう
)
のとき、
総督
(
そうとく
)
榎本氏より部下に内意を伝えて共に降参せんことを
勧告
(
かんこく
)
せしに、一部分の人はこれを
聞
(
きい
)
て
大
(
おおい
)
に怒り、元来今回の
挙
(
きょ
)
は戦勝を期したるにあらず
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
▼ もっと見る
大原「それがね他人の事だと弁明も出来るし
勧告
(
かんこく
)
も出来るけれども自分の事を ...
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
「ワレ等ノ最後ノ
勧告
(
かんこく
)
デアル。『
危難
(
きなん
)
ノ海』附近ニハ貴艇ノ云ウガ如キ何等ノ異変ヲ発見セズ。貴艇ノ観測ハ
誤
(
あやま
)
リナルコト
明
(
あきら
)
カナリ。ワガ忠告ヲ聞クコトナク出発スレバ、貴艇ノ行動ハ自殺ニ等シカラン」
月世界探険記
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
されば
我輩
(
わがはい
)
を
以
(
もっ
)
て氏の
為
(
た
)
めに
謀
(
はか
)
るに、人の
食
(
しょく
)
を
食
(
は
)
むの
故
(
ゆえ
)
を
以
(
もっ
)
て必ずしもその人の事に死すべしと
勧告
(
かんこく
)
するにはあらざれども、人情の一点より他に対して常に
遠慮
(
えんりょ
)
するところなきを得ず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“勧告”の意味
《名詞》
勧 告(かんこく)
このようにしたほうがよいとある事を説き勧めること。
行政機関が、参考として提出する、国民や他の行政機関に対する意見。
(出典:Wiktionary)
勧
常用漢字
中学
部首:⼒
13画
告
常用漢字
小5
部首:⼝
7画
“勧”で始まる語句
勧
勧工場
勧請
勧化
勧進
勧説
勧進帳
勧善懲悪
勧誘
勧修寺