トップ
>
勝
>
かた
ふりがな文庫
“
勝
(
かた
)” の例文
と
拳
(
こぶし
)
を握って見ている、人は人情でございますから、何うぞして娘に
勝
(
かた
)
せたい、娘に怪我をさしたくないと見ず知らずの者も心配して、橋の
袂
(
たもと
)
に一抔人が
溜
(
たま
)
って居りますが
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
これこそわれから死を求むる、
火取虫
(
ひとりむし
)
より
愚
(
おろか
)
なる
業
(
わざ
)
なれ。
殊
(
こと
)
に
対手
(
あいて
)
は年経し大虎、其方は犬の事なれば、
縦令
(
たと
)
ひ
怎麼
(
いか
)
なる力ありとも、尋常に
噬
(
か
)
み合ふては、彼に
勝
(
かた
)
んこといと難し。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
人の
凍死
(
こゞえし
)
するも手足の
亀手
(
かゞまる
)
も
陰毒
(
いんどく
)
の
血脉
(
けちみやく
)
を
塞
(
ふさ
)
ぐの也。
俄
(
にはか
)
に
湯火
(
たうくわ
)
の
熱
(
ねつ
)
を以て
温
(
あたゝむ
)
れば
人精
(
じんせい
)
の
気血
(
きけつ
)
をたすけ、
陰毒
(
いんどく
)
一旦
(
いつたん
)
に
解
(
とく
)
るといへども
全
(
まつた
)
く
去
(
さら
)
ず、
陰
(
いん
)
は
陽
(
やう
)
に
勝
(
かた
)
ざるを以て
陽気
(
やうき
)
至
(
いたれ
)
ば
陰毒
(
いんどく
)
肉
(
にく
)
に
暈
(
しみ
)
て
腐
(
くさる
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
權「今日は大将がいるから此処で別れるとしよう、泣く子と地頭にゃア
勝
(
かた
)
れねえ」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
勝
常用漢字
小3
部首:⼒
12画
“勝”を含む語句
勝負
勝手
殊勝
打勝
勝利
景勝
勝田
遠慮勝
自分勝手
御勝手
勝手口
勝敗
勝山
厭勝
大勝利
勝者
入勝橋
有勝
勝手元
勝手許
...