“勝田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かつた50.0%
かつだ16.7%
しょうだ16.7%
しようだ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわゆる勝北しょうぼく新野にいの荘は、ほぼ今日の勝田かつた郡新野村の地に当っている。この荘園は古く東西の二部に分れた。このほかに新野山形という大字もある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
神戸の船成金勝田かつだ氏は国民党の立場を気の毒に思つて、三十万円もふり撒くといふ噂がある。
而して折々見れば寄宿舎では右二氏の外、五百木飄亭いおきひょうてい氏とか勝田しょうだ明庵(主計かずえ)氏とか藤野古白ふじのこはく氏とか新海非風にいのみひふう氏とか佐伯蛙泡氏五島五州氏とかいうが随分盛んに俳句をやっていたのである。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
勝田しようだ蔵相が最近大阪に乗込んで来た時、その旅館は御機嫌伺ひに頭を下げに往つた実業家で一杯になつたが、なかに大阪の某銀行の頭取だといふ爺さんがまじつてゐた。