“しょうだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
荘田33.3%
庄田33.3%
勝田16.7%
性立16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御用邸に近い海岸にある荘田しょうだ別荘は、裏門を出ると、もう其処そこの白い砂地には、くずれた波の名残りが、白い泡沫ほうまつを立てているのだった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
庄田しょうだ」——といった。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
而して折々見れば寄宿舎では右二氏の外、五百木飄亭いおきひょうてい氏とか勝田しょうだ明庵(主計かずえ)氏とか藤野古白ふじのこはく氏とか新海非風にいのみひふう氏とか佐伯蛙泡氏五島五州氏とかいうが随分盛んに俳句をやっていたのである。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
性立しょうだった店としては、だから、料理屋で、草津、一直、鰻屋で、前川、天麩羅屋で、中清、大黒屋、牛屋で、松喜、ちんや、今半、鮨屋で、みやこ、すし清、……それだけである。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)