“五(いつゝ)” の例文
拙者(せつしや)は故(ふるく)から此石とは馴染(なじみ)なので、この石の事なら詳細(くはし)く知(しつ)て居るのじや、抑(そもそ)も此石には九十二の竅(あな)がある、其中の巨(おほき)な孔(あな)の中には五(いつゝ)の堂宇(だうゝ)がある
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
海岸(かいがん)から三四丁離(はな)れた山(やま)の麓(ふもと)に立(たつ)て居(ゐ)る此小學校(このせうがくかう)は見(み)た所(ところ)決(けつ)して立派(りつぱ)なものではありません。殊(こと)に僕(ぼく)の入(はひ)つた頃(ころ)は粗末(そまつ)な平屋(ひらや)で、教室(けうしつ)の數(かず)も四(よつ)五(いつゝ)しか無(な)かつたのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)