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五更
ふりがな文庫
“五更”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごこう
75.0%
よあけ
8.3%
ごかう
8.3%
よあけまえ
8.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごこう
(逆引き)
五更
(
ごこう
)
(午前三時—五時)に至って、張はまた起きた。
僕
(
しもべ
)
を呼んで燈火をつけさせ、髪をくしけずり、衣服をととのえて、改めて同宿の孟に挨拶した。
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
五更(ごこう)の例文をもっと
(9作品)
見る
よあけ
(逆引き)
「うんにゃ。この鶏は、ただの鶏とはわけが違う。
時報
(
とき
)
ノ
鶏
(
とり
)
といって、狂いなく
五更
(
よあけ
)
を告げるんで、この
界隈
(
かいわい
)
での共同の物になっているのだ。さあ生かして返せ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
五更(よあけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ごかう
(逆引き)
一一〇
五更
(
ごかう
)
の
天
(
そら
)
明けゆく
比
(
ころ
)
、
一一一
現
(
うつつ
)
なき心にもすずろに寒かりければ、
一一二
衾
(
ふすま
)
帔
(
かづ
)
かんとさぐる手に、何物にや
籟々
(
さやさや
)
と音するに目さめぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
五更(ごかう)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
よあけまえ
(逆引き)
しかしまたしばらくするとそれは、甘いようなすすり泣きに変り、夫婦らしい密語にしいんと
密
(
ひそ
)
まッて、なお、しゅくしゅくと、
五更
(
よあけまえ
)
の
残灯
(
あかめ
)
もともにまたたき
哭
(
な
)
いているふうだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
五更(よあけまえ)の例文をもっと
(1作品)
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五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
“五更”で始まる語句
五更呪縛
五更露爾
検索の候補
五更呪縛
五更露爾
“五更”のふりがなが多い著者
斎藤茂吉
谷崎潤一郎
岡本綺堂
吉川英治
国枝史郎
永井荷風