“四五日前”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しごにちまへ25.0%
しごんちぜん25.0%
しごんちまえ25.0%
しごんちまへ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なに、さういふ様子やうすえるのは、つひ四五日前しごにちまへからで、其前そのさきには些少ちつともこんなことはありはしなかつた。かへつて母様おつかさんにさういつて、何故なぜだかいてやうとおもつたんだ。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
四五日前しごんちぜん、彼は掏摸すりと結託して悪事を働らいた刑事巡査の話を新聞で読んだ。それが一人や二人ではなかった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
紹介状を貰う四五日前しごんちまえ、彼はこの同僚のそばへ行って、君は禅学をやるのかと、突然質問を掛けた。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
紹介状せうかいじやうもら四五日前しごんちまへかれこの同僚どうれうそばつて、きみ禪學ぜんがくるのかと、突然とつぜん質問しつもんけた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)