“三四日前”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんよつかぜん50.0%
さんよつかまへ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三四日前さんよつかぜんかれ御米およね差向さしむかひで、夕飯ゆふはんぜんいて、はなしながらはしつてゐるさいに、うした拍子ひやうしか、前齒まへばぎやくにぎりゝとんでから、それがきふいたした。ゆびうごかすと、がぐら/\する。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
たゞかれ何故なぜ宗助そうすけよりさき横濱よこはまつたかをかたらなかつた。また途中とちゆう何處どこ暇取ひまどつたため宗助そうすけよりおくれて京都きやうといたかを判然はつきりげなかつた。しかかれ三四日前さんよつかまへやうや京都きやうといたことだけあきらかにした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)