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上靴
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うはぐつ
ふりがな文庫
“
上靴
(
うはぐつ
)” の例文
フト
夫人
(
ふじん
)
は
椅子
(
いす
)
を
立
(
た
)
つたが、
前
(
まへ
)
に
挾
(
はさ
)
んだ
伊達卷
(
だてまき
)
の
端
(
はし
)
をキウと
緊
(
し
)
めた。
絨氈
(
じうたん
)
を
運
(
はこ
)
ぶ
上靴
(
うはぐつ
)
は、
雪
(
ゆき
)
に
南天
(
なんてん
)
の
實
(
み
)
の
赤
(
あか
)
きを
行
(
ゆ
)
く……
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
丁度
(
ちやうど
)
其時
(
そのとき
)
、
庭
(
には
)
に
入
(
はひ
)
つて
來
(
き
)
たのは、
今
(
いま
)
しも
町
(
まち
)
を
漁
(
あさ
)
つて
來
(
き
)
た
猶太人
(
ジウ
)
のモイセイカ、
帽
(
ばう
)
も
被
(
かぶ
)
らず、
跣足
(
はだし
)
に
淺
(
あさ
)
い
上靴
(
うはぐつ
)
を
突掛
(
つツか
)
けたまゝ、
手
(
て
)
には
施
(
ほどこし
)
の
小
(
ちひ
)
さい
袋
(
ふくろ
)
を
提
(
さ
)
げて。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
彼
(
かれ
)
は
町
(
まち
)
を
廻
(
まは
)
るに
病院服
(
びやうゐんふく
)
の
儘
(
まゝ
)
、
妙
(
めう
)
な
頭巾
(
づきん
)
を
被
(
かぶ
)
り、
上靴
(
うはぐつ
)
を
穿
(
は
)
いてる
時
(
とき
)
もあり、
或
(
あるひ
)
は
跣足
(
はだし
)
でヅボン
下
(
した
)
も
穿
(
は
)
かずに
歩
(
ある
)
いてゐる
時
(
とき
)
もある。
而
(
さう
)
して
人
(
ひと
)
の
門
(
かど
)
や、
店前
(
みせさき
)
に
立
(
た
)
つては一
錢
(
せん
)
づつを
請
(
こ
)
ふ。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
“上靴(上履き)”の解説
上履き(うわばき)とは、土足禁止の場所で、履き替えるための履物。学校、事務所、体育館などは土足を禁じているため、専用の上履きを用いる。上靴(うわぐつ)、室内履きともいう。
上履きを採用すること、または室内では靴を履かないことを「二足制」という。
(出典:Wikipedia)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
靴
常用漢字
中学
部首:⾰
13画
“上靴”で始まる語句
上靴抔