“わにざめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鰐鮫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所持せし故にや加田かだうらにて切害せつがいされ死骸しがいは海中へいれ申候しか相見え申さず此浦このうらには鰐鮫わにざめすみ候故大方はさめ餌食ゑじきと相成候事と存られ候衣類いるゐならびかさは血に染り濱邊に打上うちあげ是有候故濱奉行へ御屆に相成候かつ村中不便ふびんに存じ師匠ししやう感應院のはかそば塚標はかじるし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
真中まんなか鰐鮫わにざめくちをあいたやうなさきのとがつたくろ大巌おほいは突出つきでると、うへからながれてさツはや谷川たにがはが、これあたつてふたつわかれて、およそ四ぢやうばかりのたきになつてどツちて
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ちら/\ちら/\とたますだれ百千ひやくせんくだいたやう、くだん鰐鮫わにざめいはに、すれつ、もつれつ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)