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りだつ
ふりがな文庫
“りだつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
離脱
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
離脱
(逆引き)
私
(
わたし
)
は
其時
(
そのとき
)
正
(
まさ
)
に、
日本國
(
にほんこく
)
といふ
範圍内
(
はんゐない
)
に
在
(
あ
)
つては、
同郷
(
どうきやう
)
、
同藩
(
どうはん
)
、
同縣
(
どうけん
)
などいふ
地方的偏見
(
ちはうてきへんけん
)
から
離脱
(
りだつ
)
したコスモポリタンであつた。
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
其
(
そ
)
の
惱
(
なや
)
ましさを、
崖
(
がけ
)
の
瀧
(
たき
)
のやうな
紫陽花
(
あぢさゐ
)
の
青
(
あを
)
い
叢
(
くさむら
)
の
中
(
なか
)
に
突
(
つ
)
つ
込
(
こ
)
むで
身
(
み
)
を
冷
(
ひや
)
しつゝ、
且
(
か
)
つもの
狂
(
くる
)
はしく
其
(
そ
)
の
大輪
(
おほりん
)
の
藍
(
あゐ
)
を
抱
(
いだ
)
いて、
恰
(
あたか
)
も
我
(
われ
)
を
離脱
(
りだつ
)
せむとする
魂
(
たましひ
)
を
引緊
(
ひきし
)
むる
思
(
おも
)
ひをした。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ことにギンネコ号をおこらせ、現場から遠くへ
離脱
(
りだつ
)
するこうじつを相手にあたえてはこっちの大損であるから、電波でギンネコ号をさぐることはなるべく目だたないようにしていた。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
one who is free from provincial or national prejudices(
地方的
(
ちはうてき
)
又
(
また
)
は
國家的偏見
(
こくかてきへんけん
)
を
離脱
(
りだつ
)
した
人
(
ひと
)
)
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
ギンネコ号
離脱
(
りだつ
)
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
從
(
したが
)
つて
又
(
また
)
、『
地方的
(
ちはうてき
)
又
(
また
)
は
國家的
(
こくかてき
)
の
偏見
(
へんけん
)
』からは
離脱
(
りだつ
)
してゐる
積
(
つも
)
りだけれども、
日本人
(
にほんじん
)
と、
日本語
(
にほんご
)
と、
日本
(
にほん
)
の
風俗
(
ふうぞく
)
と
自然
(
しぜん
)
とに
對
(
たい
)
して、まだ
可
(
か
)
なり
多
(
おほ
)
くの『
愛着
(
あいちやく
)
』を
持
(
も
)
つている
事
(
こと
)
は
爭
(
あらそ
)
はれない。
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
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