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やけはら
ふりがな文庫
“やけはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
焼原
50.0%
燒原
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
焼原
(逆引き)
後に、
密
(
そっ
)
と、谷の家を
覗
(
のぞ
)
きに行った。近づくと胸は
轟
(
とどろ
)
いた。が、ただ
焼原
(
やけはら
)
であった。
二、三羽――十二、三羽
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
半ばひしゃげたままの藤棚の方から、すくすくとこの屋台を
起
(
おこ
)
して支えた、
突支棒
(
つっかいぼう
)
の
丸太越
(
まるたごし
)
に、三人広縁に立って三方に、この干からびた大沼を見た時は、何だか
焼原
(
やけはら
)
の東京が恋しくなった。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やけはら(焼原)の例文をもっと
(2作品)
見る
燒原
(逆引き)
何
(
なん
)
の
事
(
こと
)
ぢや、おほゝ、
成程
(
なるほど
)
、
燒
(
や
)
けとる。
𤏋
(
ぱつ
)
と
火
(
ひ
)
の
上
(
あが
)
つた
處
(
ところ
)
ぢやが、
燒原
(
やけはら
)
に
立
(
た
)
つとる
土藏
(
どざう
)
ぢやて。あのまゝ
駈𢌞
(
かけまは
)
つても
近
(
ちか
)
まはりに
最
(
も
)
う
燒
(
や
)
けるものは
何
(
なん
)
にもないての。おほゝ。
安心々々
(
あんしん/\
)
。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ば後になし歸ると聞し
虎
(
とら
)
の
門
(
もん
)
も歸らぬ旅に
行
(
ゆく
)
空
(
そら
)
の西の久保より
赤羽
(
あかばね
)
の川は三
途
(
づ
)
としら
壁
(
かべ
)
の
有馬
(
ありま
)
長家も打過て六堂ならねど
札
(
ふだ
)
の
辻
(
つじ
)
脇目
(
わきめ
)
も
振
(
ふら
)
ず急ぎしか此程
高輪
(
たかなわ
)
よりの出火にて愛宕下通り
新
(
あたら
)
し橋邊まで一圓に
燒原
(
やけはら
)
となり
四邊
(
あたり
)
曠々
(
くわう/\
)
として
物凄
(
ものすご
)
く雨は次第に
降募
(
ふりつの
)
り目先も知ぬ
眞
(
しん
)
の
闇
(
やみ
)
漸々
(
やう/\
)
にして
歩行
(
あゆみ
)
ける折しも
響
(
ひゞ
)
く
鐘
(
かね
)
の
音
(
ね
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
やけはら(燒原)の例文をもっと
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