“むすめぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
娘気50.0%
娘氣25.0%
娘儀12.5%
小女氣12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時に、さすがに、娘気むすめぎ慇懃心いんぎんごころか、あらためて呼ばれたので、頬被ほおかぶりした手拭てぬぐいを取つて、うつむいた。
光籃 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
はぬがふにいやまさると娘氣むすめぎやさしいところ
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さる二日書状しよじやう到來たうらいいたし委細ゐさい拜見はいけん致し候偖々さて/\其方にても段々不如意ふによいとのおもぶ蔭乍かげなが案事あんじ申候みぎに付御申こし娘儀むすめぎ出府しゆつぷ致されべく候吉原町にも病家も有これあり候間よろしき先を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
追出し候故私し儀惣内方後見こうけんも致しをり候間介抱かいはう人に相成娘儀むすめぎは惣内妻に致させ候然る處九助儀は江戸表より同道どうだう仕つり候哉又は途中とちうより連參つれまゐり候哉せつと申女を引入ひきいれ直樣すぐさま後妻こうさいに仕つり候全く此節を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
捨てこそ有なれと思ふも果敢はかなき小女氣むすめぎなり彼の一しやう苦勞くらうは他人によりさうの玉手千人まくらし一てんくちびる萬客になめらるゝと云ふつらつとめの其中の心の底を打明て語るお方は唯一人と小夜衣がまこと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)