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娘気
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むすめぎ
ふりがな文庫
“
娘気
(
むすめぎ
)” の例文
旧字:
娘氣
此の重二郎はそれらの為に
斯
(
か
)
くまでに
零落
(
おちぶ
)
れたか、
可愛
(
かわい
)
そうにと、
娘気
(
むすめぎ
)
に
可哀
(
かあい
)
そうと云うのも
可愛
(
かわい
)
そうと云うので、
矢張
(
やはり
)
惚
(
ほ
)
れたのも同じことでございます。
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
時に、さすがに、
娘気
(
むすめぎ
)
の
慇懃心
(
いんぎんごころ
)
か、あらためて呼ばれたので、
頬被
(
ほおかぶ
)
りした
手拭
(
てぬぐい
)
を取つて、
俯
(
うつ
)
むいた。
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
云ったのやら
娘気
(
むすめぎ
)
というものはたわいのないものと
愁
(
うれ
)
いのうちにも
安堵
(
あんど
)
の胸をさすり
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
歳のゆかん
娘気
(
むすめぎ
)
に思い違いを致し、
一層
(
いっそ
)
尼にでも成ろうと心を決し不図家出を致しましたが、向島の
白髭
(
しらひげ
)
の
傍
(
そば
)
に
蟠竜軒
(
ばんりゅうけん
)
という尼寺がございます、
是
(
こゝ
)
へ駈込んで参りましたが
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“娘”で始まる語句
娘
娘子
娘御
娘子軍
娘分
娘盛
娘々
娘達
娘様
娘師