“ほんさう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奔走50.0%
本草50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それと同時どうじに、吾等われら陸上りくじやう一同いちどう萬歳ばんざいさけぶ、花火はなびげる、はたる、日出雄少年ひでをせうねん夢中むちうになつて、猛犬稻妻まうけんいなづまともに、飛鳥ひちやうごと海岸かいがんすな蹴立けたてゝ奔走ほんさうした。じつこのしまつて以來いらい大盛况だいせいけう
かくも、目下もつかきふけを、かの軍艦ぐんかんたすけられて、何處いづこでもよい、最近さいきん大陸地方たいりくちほうおくとゞけてもらつたならば、其後そのゝち必死ひつし奔走ほんさうして、如何どうにかして、豫定よてい期日きじつまでに約束やくそく凖備じゆんびとゝのへて
本草ほんさうのさびしきさうのそのなかにことに寂しきは深山鈴蘭みやますゞらん
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)