“ほんそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奔走95.1%
本草2.4%
畚鍤2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はすぐその朝から、奔走ほんそうを始めようと決心した。パリーにはただ二人の知人があるばかりだった。二人とも同国の青年だった。
彼等の祖師李時珍りじちんが作った「本草ほんそう何とか」を見ると人間は煎じて食うべしと明かに書いてある。彼はそれでも人肉を食わぬと言うことが説き得ようか。
狂人日記 (新字新仮名) / 魯迅(著)
かつて盛夏に当って済寧の守将、民を督して城を築かしむ。克勤曰く、民今耕耘こううんいとまあらず、何ぞ又畚鍤ほんそうに堪えんと。中書省ちゅしょしょうに請いてえきむるを得たり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)