“ほんぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本草94.1%
本艸5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物理生理衛生法の初歩より地理歴史等の大略を知るは固より大切なることにして、本草ほんぞうなども婦人には面白きたしなみならん。
新女大学 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
このような本草ほんぞう学や薬物の研究が源内の学問の道への出発点となったのでしたが、源内はその後あらゆる方面の知識を修めようと志したのでした。
平賀源内 (新字新仮名) / 石原純(著)
抽斎は平素を鑑賞することについては、なにくれとなくおしえを乞い、また古器物こきぶつ本艸ほんぞうの参考に供すべき動植物をするために、筆の使方つかいかた顔料がんりょう解方ときかたなどを指図してもらった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)