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ふりあげ
ふりがな文庫
“ふりあげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
振上
66.7%
振揚
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
振上
(逆引き)
吾助は得たりと
太刀
(
たち
)
振上
(
ふりあげ
)
只
(
たゞ
)
一刀に討たんとするやお花は
眞
(
ま
)
二ツと見えし時友次郎が
曳
(
えい
)
と打たる
小柄
(
こづか
)
の
手裏劍
(
しゆりけん
)
覘
(
ねら
)
ひ
違
(
たがは
)
ず吾助が右の
肱
(
ひぢ
)
に打込みければ忽ち
白刄
(
しらは
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
右の手高く
振上
(
ふりあげ
)
し
鉈
(
なた
)
には鉄をも砕くべきが気高く
仁
(
やさ
)
しき
情
(
なさけ
)
溢
(
あふ
)
るる
計
(
ばかり
)
に
湛
(
たた
)
ゆる姿、さても水々として柔かそうな
裸身
(
はだかみ
)
、
斬
(
き
)
らば熱血も
迸
(
ほとばし
)
りなんを、どうまあ邪見に
鬼々
(
おにおに
)
しく
刃
(
やいば
)
の
酷
(
むご
)
くあてらるべき
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
決して恨んでたもるまい此場に
臨
(
のぞ
)
んで
左右
(
どうかう
)
と
言譯
(
いひわけ
)
するも
大人氣
(
おとなげ
)
なし永き苦しみさせるのも猶々不便が
彌増
(
いやませ
)
ばと
再度
(
ふたゝび
)
大刀
(
だんびら
)
振上
(
ふりあげ
)
ていざ/\覺悟と切付る
刄
(
やいば
)
の下に
鰭伏
(
ひれふし
)
て兩手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
半四郎は腕さし
伸
(
のば
)
して久兵衞の
首筋
(
くびすぢ
)
引掴
(
ひつつか
)
み忽ち其所へ
捻伏
(
ねぢふせ
)
玄翁
(
げんおう
)
の如き
拳
(
こぶ
)
しを
振上
(
ふりあげ
)
久兵衞が面體を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ふりあげ(振上)の例文をもっと
(2作品)
見る
振揚
(逆引き)
楯
(
たて
)
に取サア
來
(
こ
)
い汝等片端より
捻
(
ひね
)
り殺して呉んずと身構たれ
共
(
ども
)
手振
(
てぶら
)
にて何の
得物
(
えもの
)
のなきを付込惡者共は聲々に人の來ぬ間に打殺せと先に進みし一人が
振揚
(
ふりあげ
)
かゝる
息杖
(
いきづゑ
)
を飛違へ
樣
(
さま
)
もぎ取て手早く
腋腹
(
ひばら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ふりあげ(振揚)の例文をもっと
(1作品)
見る
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