“はヽき”の漢字の書き方と例文
語句割合
箒木100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笑顏(ゑがほ)をまづ見(み)する庭男(にはをとこ)に、其(その)まヽ縋(すが)りて箒木(はヽき)の手(て)を動(うご)かせず、吾助(ごすけ)お前(まへ)は畫(ゑ)がかけるかと突然(とつぜん)に問(と)ふ可笑(をか)しさ。
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
組(く)む腕(うで)の思案(しあん)にも能(あた)はず、凋(しほ)れかへる甚之助(じんのすけ)が人目(ひとめ)に遠慮(ゑんりよ)なきを浦(うら)やみて、心(こヽろ)空(そら)になれど土(つち)を掃(は)く身(み)に箒木(はヽき)の面倒(めんだう)さ、此身(このみ)に成(な)りしも誰(た)れ故(ゆゑ)かは、つれなき令孃(ひめ)が振舞(ふるまひ)其理由(そのわけ)も探(さ)ぐれず
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
僕(ぼく)は吾助(ごすけ)に畫(ゑ)が描(か)けると言(い)ひしを、姉樣(ねえさま)はかけまじと言(い)ひたり、負(ま)けては口惜(くや)しければ姉樣(ねえさま)が驚(おど)ろくほど上手(じやうず)に、後(のち)と言(い)はずに今(いま)直(すぐ)に畫(か)きて呉(く)れよ、掃除(そうぢ)などは爲(せ)ずとも宜(よ)しとて箒木(はヽき)を奪(うば)へば
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)