“はどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
波動60.0%
覇道40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ながら海上海底かいじやうかいてい光景くわうけい觀測くわんそくすることべく、自動照凖器じどうせうじゆんきをもつて潮流てうりう速力そくりよくり、波動はどう方向ほうかうさだめ、海戰かいせんすではじまらは、てい逆浪げきらう怒濤どたうそこ電光でんくわうごとはしる、そのあひだつて
火口近かこうちかくにゐてこの波動はどう直面ちよくめんしたものは、空氣くうきおほきなつちもつなぐられたことになるので、巨大きよだい樹木じゆもく見事みごとれ、あるひこぎにされて遠方えんぽうはこばれる。勿論もちろん家屋かおくなどは一溜ひとたまりもない。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
民の心の底でほんとにかわくように望んでいる真の王道というような明るい陽ざしはここしばらく現れそうもないと賢者は見ている。覇道はどうを倒して興るものはまた覇道政治だ。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
覇道はどうの改革を決行することです。——王道の政治まつりすたれてもはや久しく、天下はみだれ民心は飽いています。覇道独裁の強権がしかれることを世間は待望していると思います」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)