“はくまい”の漢字の書き方と例文
語句割合
白米100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
當日たうじつからでは數日前すうじつぜん當番たうばんもの村落中むらぢうあるいて二がふづゝでも三がふづゝでも白米はくまいもらつて、になれば當番たうばん者等ものらあつまつた白米はくまい晩餐ばんさんめしを十ぶんいてそのことごと甘酒あまざけつくむ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
三度さんどとも宜道ぎだう好意かうい白米はくまいかしいだのをべたにはべたが、副食物ふくしよくぶつつては、たのか、大根だいこんたのぐらゐなものであつた。かれかほおのづからあをかつた。まへよりも多少たせう面窶おもやつれてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
こうは四十にんたらずでしたが、外国がいこくでは、たべものが不自由ふじゆうだろうというので、白米はくまい何日なんにちぶんもふねにつみこんだり、宿やどがくらくてはこまるとおもい、ろうかにつけるかなあんどんや