“とうちやく”の漢字の書き方と例文
語句割合
到着100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくてこれ展望てんぼうをほしいまゝにしたわが郵船ゆうせんはナポリこう到着とうちやくし、ヴェスヴィオを十分じゆうぶん見學けんがく機會きかいとらへられるのである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
此方こなた言葉ことばもなくそでとらへてせば、いきがはづむ、むねいたい、そんなにいそぐならば此方こちらぬ、おまへ一人ひとりでおいでおこられて、わかわかれの到着とうちやく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
火山地方かざんちほう地下熱ちかねつ利用りようなどもあることだから、使つかようによつては人生じんせい利益りえきあたへる時代じだいもやがて到着とうちやくするであらう。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
兩者りようしやともに震原しんげんから同時どうじ出發しゆつぱつし、おなみちとほつてるのであるけれども、初期微動しよきびどう速度そくどだいに、主要動しゆようどうはそれがしようなるために前後ぜんご到着とうちやくすることになるのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
初期微動しよきびどう到着とうちやくしてから主要動しゆようどうるまでの時間じかんを、初期微動繼續時間しよきびどうけいぞくじかんづける。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)