“でんぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伝聞66.7%
田文16.7%
傳聞16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は寄生木を乃木大将に贈呈そうていしなかった。然し伝聞でんぶんする処によれば、将軍夫妻は読んだそうだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
しやうき、(八九)田文でんぶんしやうとせり。呉起ごきよろこばず。田文でんぶんつていは(九〇)こうろんぜん、ならんか』と。田文でんぶんいはく、『なり』と。
ぶんいはく、『すなはが・かみ所以也ゆゑんなり』と。呉起ごきすなはみづから・田文でんぶんかざるをる。
勘次かんじとなくとなく田畑たはたあるいて只管ひたすらこゝろなやましたが、やうや自分じぶん田畑たはた作物さくもつわづか損害そんがいをはつたことをたしかめたときかれ激甚げきじん被害地ひがいち状况じやうきやう傳聞でんぶんして自分じぶんむしさいはひであつたことをひそかよろこんだ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)