“きくなら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聞説50.0%
伝聞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
留ムルニ/新秋風月扁舟ノ夢/故里煙花艶体ノ詩/聞説きくならク東帰期近キニ在リト/天辺岳色朝曦ニ映ズ〕
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
もてあそビテ光瞥瞥タリ/雲ハ残日ヲメテ影凄凄タリ/寒蔬ハことごとク園官ノ贈ル有リ/鮮鯽何ゾ膾手ノ批ヲ労サン/聞説きくならク摂船多ク酒ヲ運ブト/またもとム一勺吾ガ臍ニ到ルヲ〕
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
伝聞きくならく北米合衆国においては亜米利加印甸人アメリカインデアンに対して絶対に火酒ウイスキーを売る事を禁ずるは、印甸人の一度ひとたび酔えばたちまち狂暴なる野獣と変ずるがためである。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)