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きくならく
ふりがな文庫
“きくならく”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
キクナラク
語句
割合
聞説
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞説
(逆引き)
聞説
(
きくならく
)
、若林玵蔵子某席における圓朝が人情噺を
私
(
ひそ
)
かに速記し、のちこれを本人に示したとき、声の写真とはこれかと瞠目せしめたのが、実に本邦講談落語速記の
嚆矢
(
こうし
)
ではあるとされている。
我が円朝研究:「怪談牡丹灯籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
天下不用意にして遣りそこなうものは悉く賞せずんばあるべからず。
聞説
(
きくならく
)
吉原では
華魁
(
おいらん
)
の梅毒病院に入るを恥となすと。吉原は人外の土地なり。然るが故に己の不用意より災を招くものを推賞せず。
偏奇館漫録
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
聞説
(
きくならく
)
、喬家の二名花とは、姉を
大喬
(
たいきょう
)
といい、妹を小喬と呼ぶそうで、その傾国の美は、
夙
(
つと
)
にわれわれも耳にしているものです。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きくならく(聞説)の例文をもっと
(16作品)
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