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ていしんき
ふりがな文庫
“ていしんき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
遞進機
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遞進機
(逆引き)
次第
(
しだい
)
/\に
鐵車
(
てつしや
)
を
曳上
(
ひきあ
)
げ、
遞進機
(
ていしんき
)
は
螺旋形揚上機
(
らせんけいやうじやうき
)
とは
反對
(
はんたい
)
に、
後方
(
こうほう
)
の
巖石
(
がんせき
)
を
支臺
(
さゝへ
)
として、
彈力性
(
だんりよくせい
)
の
槓桿
(
こうかん
)
の
伸張
(
しんちやう
)
によつて、
無二無三
(
むにむさん
)
に
鐵車
(
てつしや
)
を
押上
(
おしあ
)
げるのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
及
(
およ
)
び
後方
(
こうほう
)
に
設
(
まう
)
けられたる
遞進機
(
ていしんき
)
とを
使用
(
しよう
)
して、
登
(
のぼ
)
る
山道
(
やまみち
)
の
大木
(
たいぼく
)
巨巖等
(
きよがんとう
)
を
力
(
ちから
)
に、
螺旋形
(
らせんけい
)
の
尖端
(
せんたん
)
は
先
(
ま
)
づ
螺釘
(
らてい
)
の
如
(
ごと
)
く
前方
(
ぜんぽう
)
の
大木
(
たいぼく
)
に
捩
(
ねぢ
)
れ
込
(
こ
)
み、
車内
(
しやない
)
の
揚上機
(
やうじやうき
)
の
運轉
(
うんてん
)
と
共
(
とも
)
に、
其
(
その
)
螺旋
(
らせん
)
は
自然
(
しぜん
)
に
收縮
(
しゆうしゆく
)
して
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
神變
(
しんぺん
)
不思議
(
ふしぎ
)
なる
自動鐵車
(
じどうてつしや
)
の
構造
(
こうぞう
)
は、
今更
(
いまさら
)
管々
(
くだ/″\
)
しく
述立
(
のべた
)
てる
必要
(
ひつえう
)
もあるまい、
森林
(
しんりん
)
を
行
(
ゆ
)
く
時
(
とき
)
は、
旋廻圓鋸機
(
せんくわいえんきよき
)
と、
自動鉞
(
じどうまさかり
)
との
作用
(
さよう
)
で、
路
(
みち
)
を
切開
(
きりひら
)
き、
山
(
やま
)
を
登
(
のぼ
)
るには、
六個
(
ろくこ
)
の
齒輪車
(
しりんしや
)
と
揚上機
(
やうじやうき
)
、
遞進機
(
ていしんき
)
の
働
(
はたらき
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
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