“ちやづけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
茶漬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取出し大膽にも己が座敷へ立戻(たちもど)り何氣(なにげ)なき體(てい)にて明方近くまで一寢入し俄(にはか)に下女を呼起(よびおこ)し急用なれば八ツ半には出立の積(つも)り成(なり)しが大に寢忘(ねわすれ)たり直(すぐ)に出立すれば何も入ず茶漬(ちやづけ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
午後(ひるすぎ)から亀井戸(かめゐど)の龍眼寺(りゆうがんじ)の書院(しよゐん)で俳諧(はいかい)の運座(うんざ)があるといふので、蘿月(らげつ)はその日の午前に訪(たづ)ねて来た長吉(ちやうきち)と茶漬(ちやづけ)をすました後(のち)、小梅(こうめ)の住居(すまひ)から押上(おしあげ)の堀割(ほりわり)を柳島(やなぎしま)の方(はう)へと連れだつて話しながら歩いた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
天(てん)の時(とき)は雨(あめ)ながら、地(ち)の理(り)は案内(あんない)の美人(びじん)を得(え)たぞと、もう山葵漬(わさびづけ)を箸(はし)の尖(さき)で、鯛飯(たひめし)を茶漬(ちやづけ)にした勢(いきほひ)で、つい此頃(このごろ)筋向(すぢむかひ)の弴(とん)さんに教(をしへ)をうけた、市(いち)ヶ谷(や)見附(みつけ)の鳩(はと)じるしと言(い)ふ
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)