“運座”の読み方と例文
読み方割合
うんざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月に三度の運座うんざの會の時は、歸りが遲くなるから、誰にも氣の付かないやうに、そつと夜中に歸つて來ても入れるやうにしてあるんです
銭形平次捕物控:260 女臼 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
きょうは夕方から深川に発句ほっく運座うんざがあるので、まずお絹の病気を見舞って、それから深川へまわろうと、彼はひるさがりに屋敷をぬけ出した。
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「ああ、なるほど、連歌の運座うんざでござりますか。それはご風流なことで……さようなお催しならば、どうぞご遠慮なくお使いなされて下さいませ」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)