“運上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うんじょう91.7%
はこびあ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば江戸市中の何処どこの所に掘割ほりわりをして通船かよいせん運上うんじょうを取るがよろしいと云う者もあり、又あるい新川しんかわ這入はいる酒に税を課したらかろうとか
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
一、送り荷の運賃、運上うんじょうは一駄一分割いちぶわりと御定めもあることなれば、その余を駄賃として残らず牛方どもへ下さるよう、今後御取りめありたきこと。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その他を率いたが、二等三角点を設けんとせしも、名にしう嶮山とて機械及材料を運上はこびあぐる事能わず、むを得ず四等三角点を建設する事とした。
越中劍岳先登記 (新字新仮名) / 柴崎芳太郎(著)