“そのをんな”の漢字の書き方と例文
語句割合
其女100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとともにわからぬところなにゆゑかさぐりたく、なんともして其女そのをんな一目ひとめたし、いなたしではてくれん、かぶもの滅金めつきをも、秘佛ひぶつとなへて御戸帳みとちやうおくぶかにしんさするならひ
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
其女そのをんなさいはたらき、勉強べんきやう出来できすぐれて悧巧りこうたちであつたが、或時あるとき脊負揚しよいあげのなかゝら脱落ぬけおちたをとこふみで、其保護者そのほごしや親類しんるゐ細君さいくんかんづかれ、一学校がくかうめられて、うち禁足きんそくされてゐたが
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
B ぼく自分じぶん隨分ずゐぶんよく葉書はがきくから、ひと葉書はがきくのにも注意ちういしてる。其女そのをんなはね……
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)