“こゝろがけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
心掛66.7%
心懸27.8%
貯金5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆゑ日本國中につぽんこくちう人民じんみん此改暦このかいれきあやしひとかなら無學文盲むがくもんまう馬鹿者ばかものなり。これをあやしまざるものかなら平生へいぜい學問がくもん心掛こゝろがけある知者ちしやなり。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
こゝくだんむすめたるや、いまもおはなししたとほり、吉原よしはらことはぢとし、待合まちあひこといやだとつた心懸こゝろがけなんだから、まあはたからすゝめても、結綿いひわたなんぞにはうよりは
廓そだち (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
うも可哀かあいさうな事をしましたな、わたしも長らく一緒しよつたがふ物もはずに修業しゆげふして歩き、金子かねためた人ですから少しは貯金こゝろがけがありましたらう。
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)