“こころが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
心懸63.6%
心掛27.3%
念懸9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父が心懸こころがけて集めたもので、古い時代のいわゆる古九谷こくたにと呼ばれている高価な品ではないのだが、現今大量生産でどんどん造り出している今の九谷焼と
九谷焼 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
老母は常日つねひごろ心掛こころがけのよい人だったゆえに、山の神さまのめぐみを受け、またはふしぎの幸運によって、思うことのなんでもかなう打出小槌うちでのこづちという宝物たからものを手に入れる。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
世に出でんことを念懸こころがけ、子鬼の角の
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)