トップ
>
心掛
>
こころが
ふりがな文庫
“
心掛
(
こころが
)” の例文
殊勝
(
しゅしょう
)
なお
心掛
(
こころが
)
けじゃ。それなればこそ、たとえ
脚
(
あし
)
をば折られても、二度と父母の処へも
戻
(
もど
)
ったのじゃ。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
老母は
常日
(
つねひ
)
ごろ
心掛
(
こころが
)
けのよい人だったゆえに、山の神さまのめぐみを受け、またはふしぎの幸運によって、思うことのなんでもかなう
打出小槌
(
うちでのこづち
)
という
宝物
(
たからもの
)
を手に入れる。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
生来
(
せいらい
)
貴方
(
あなた
)
は
怠惰者
(
なまけもの
)
で、
厳格
(
げんかく
)
で
無
(
な
)
い
人間
(
にんげん
)
、それ
故
(
ゆえ
)
貴方
(
あなた
)
は
何
(
な
)
んでも
自分
(
じぶん
)
に
面倒
(
めんどう
)
でないよう、
働
(
はたら
)
かなくとも
済
(
す
)
むようとばかり
心掛
(
こころが
)
けている、
事業
(
じぎょう
)
は
代診
(
だいしん
)
や、その
他
(
た
)
のやくざものに
任
(
まか
)
せ
切
(
き
)
り
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
賞与の代りには親を棄てなかった
罪
(
つみ
)
をゆるしてくださいというと、王もはじめて老人は賢こいものだということに心づき、かつは
息子
(
むすこ
)
のやさしい
心掛
(
こころが
)
けにかんしんして、約束の褒美をあたえると共に
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許