“こゝろがかり”の漢字の書き方と例文
語句割合
心懸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
良久しばらく御目に掛りませぬでした」と、篠田も丁重ていちように礼を返へして、「此の吹雪ふぶきの深夜御光来おいで下ださるとははなはだ心懸こゝろがかりに存じます、早速承るで御座いませう」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
奧樣おくさまわし刺殺さしころして、お心懸こゝろがかりのないやうにねがひまする。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)