“このあたり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
此辺60.0%
此邊30.0%
此近傍10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「梅子さん、貴嬢(あなた)が此辺(このあたり)に在(い)らつしやらうとは思ひ寄らぬことでした、」と篠田は池畔(ちはん)の石に腰打ちおろし「どうです、天は碧(みどり)の幕を張り廻はし、地は紅(くれなゐ)の筵(むしろ)を ...
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
バルタ (傍を向きて)あゝは言(い)はせられるが、ま、此邊(このあたり)にかくれてゐよう。お顏(かほ)の色(いろ)も心懸(こゝろがゝ)り、お心(こゝろ)の中(うち)も疑(うたが)はしい。
昨日(きのふ)も此近傍(このあたり)の噂(うはさ)を聞(き)けば松島(まつしま)さまは世間(せけん)で評判(ひようばん)の方(かた)、奧(おく)さま持(も)たうなら撰(よ)り取(ど)り見(み)どりに山(やま)ほどなれど何方(どれ)もお斷(ことは)りで此方(こなた)へのお出(いで)は孃樣(ぢようさま)の上(うへ)にばかり日(ひ)の照(て)りが違(ちが)うか
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)