“こんあたり”の漢字の書き方と例文
語句割合
此辺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久能山辺くのうざんあたりに於ては、森の中から、時々、(興津鯛おきつだいが食べたい、燈籠とうろうの油がこぼれるぞよ。)なぞと声の聞える事を、此辺こんあたりでもまざ/\と信じてる。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)