“こゝら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
此辺30.0%
茲等20.0%
此処等20.0%
此地辺10.0%
此等10.0%
此處邊10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
確(しか)とお請合(うけあい)は出来ませぬが、まア此辺(こゝら)は天領でござんしてな、存外御政治も行届(ゆきとゞ)いて居りやすから、そんな事アありそうもござんせぬ、何(なん)なら舟人(ふなびと)を頼んで上げましょうかね
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
荻沢は固(もと)より心から大鞆の言葉を信ずるに非ず今は恰(あたか)も外に用も無し且は全く初陣なる大鞆の技量を試さんとも思うにより旁々(かた/″\)其言う儘に従えるなり(大)では長官少し暑いけどが茲等(こゝら)を
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
○「アヽ、何(なん)だい突然(だしぬけ)に恟(びっく)りした、どうも此処等(こゝら)へは獺(かわうそ)が出るから……」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
アハヽヽそれも道理(もつとも)ぢや、今に来たらば能く見て呉れ、まあ恐らく此地辺(こゝら)に類は無らう、といふものだ。阿呀(おや)恐ろしい、何を散財(おご)つて下さります、而(そ)して親方、といふものは御師匠さまですか。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
盛りにて仙境の想(おもひ)あり聞く熱川(にえがは)には温泉の出(いづ)る所ありと此等(こゝら)に暑を避けて其の湯に塵を洗(そゝ)ぐならば即身即仙とんだ樂しき事なるべきに
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
『此處邊(こゝら)を少(すこ)し掃除(さうぢ)したいものだな、ニキタ。酷(ひど)い臭(にほひ)だ。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)