トップ
>
此辺
>
こゝら
ふりがな文庫
“
此辺
(
こゝら
)” の例文
旧字:
此邊
文「それは御親切な事で、併し今も亭主から聞きましたが、大分
此辺
(
こゝら
)
に
盗人
(
ぬすびと
)
が居って、婦人などを
勾引
(
かどわか
)
すとか申しますが、全く左様な事があるのでございましょうか」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
確
(
しか
)
とお
請合
(
うけあい
)
は出来ませぬが、まア
此辺
(
こゝら
)
は天領でござんしてな、存外御政治も
行届
(
ゆきとゞ
)
いて居りやすから、そんな事アありそうもござんせぬ、
何
(
なん
)
なら
舟人
(
ふなびと
)
を頼んで上げましょうかね
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
花「悪い奴じゃ、こんな
村境
(
むらざかい
)
の処へ出やアがって
追剥
(
おいはぎ
)
をしやアがって悪い奴じゃ、
今度
(
こんだ
)
此辺
(
こゝら
)
アうろ/\しやアがると
打殺
(
ぶちころ
)
すぞ、いや
後
(
うしろ
)
に
誰
(
た
)
れか居やアがるな、
此奴
(
こいつ
)
組付
(
くみつい
)
て居やアがったか」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
惣「
此辺
(
こゝら
)
に癪に利く薬でだらすけという様な薬は
何処
(
どこ
)
で売って
居
(
おり
)
ますか」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
山「そんな事をいわずに釣って見な、
此辺
(
こゝら
)
の魚はまた違うから」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様