トップ
>
こくあん/\
ふりがな文庫
“こくあん/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黒暗々
50.0%
黒闇〻
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒暗々
(逆引き)
吾等
(
われら
)
の
叫聲
(
さけびごゑ
)
は
忽
(
たちま
)
ち
怒濤
(
どたう
)
の
響
(
ひゞき
)
に
打消
(
うちけ
)
されてしまつたが、
只
(
たゞ
)
見
(
み
)
る、
黒暗々
(
こくあん/\
)
たる
遙
(
はる
)
か/\の
沖
(
おき
)
に
當
(
あた
)
つて、
一點
(
いつてん
)
の
燈光
(
とうくわう
)
ピカリ/\。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
今
(
いま
)
はそれさへ
天涯
(
でんがい
)
の
彼方
(
かなた
)
に
落
(
お
)
ちて、
見渡
(
みわた
)
す
限
(
かぎ
)
り
黒暗々
(
こくあん/\
)
たる
海
(
うみ
)
の
面
(
おも
)
、たゞ
密雲
(
みつうん
)
の
絶間
(
たへま
)
を
洩
(
も
)
れたる
星
(
ほし
)
の
光
(
ひかり
)
の一二
點
(
てん
)
が
覺束
(
おぼつか
)
なくも
浪
(
なみ
)
に
反射
(
はんしや
)
して
居
(
を
)
るのみである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
今
(
いま
)
、
私
(
わたくし
)
は
黒暗々
(
こくあん/\
)
たる
印度洋
(
インドやう
)
の
眞中
(
まんなか
)
に
於
(
おい
)
て、わが
弦月丸
(
げんげつまる
)
の
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
ふかの
奇怪
(
きくわい
)
なる
船
(
ふね
)
を
見
(
み
)
てふと
此樣
(
こんな
)
事
(
こと
)
を
想
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
こくあん/\(黒暗々)の例文をもっと
(1作品)
見る
黒闇〻
(逆引き)
其の蝙蝠傘の
此方
(
こつち
)
は自分が握つてゐるが、
彼方
(
むかふ
)
は真の親切者が握つてゐるのだか狐狸が握つて居るのだが、妖怪変化、悪魔の類が握つてゐるのだか、何だか彼だかサッパり分らない
黒闇〻
(
こくあん/\
)
の中を
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
こくあん/\(黒闇〻)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
こくあんあん