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こかく
ふりがな文庫
“こかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鼓角
18.2%
孤客
18.2%
孤鶴
18.2%
狐貉
18.2%
小隱
9.1%
姑獲
9.1%
賈客
9.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼓角
(逆引き)
そこへ
鼓角
(
こかく
)
の声がしたので、何事かと陣前へ出てみると、味方の
秦良
(
しんりょう
)
軍が旗さし物を揃えて静々と近づいてくる。そして
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こかく(鼓角)の例文をもっと
(2作品)
見る
孤客
(逆引き)
「馬
嘶
(
いななき
)
て白日暮れ、剣鳴て秋気来る」と小声で吟じ、さて、何の面白い事もなく、わが故土にいながらも天涯の
孤客
(
こかく
)
の如く、心は
渺
(
びょう
)
として
空
(
むな
)
しく河上を
徘徊
(
はいかい
)
するという間の抜けた有様であった。
竹青
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
こかく(孤客)の例文をもっと
(2作品)
見る
孤鶴
(逆引き)
新言語を用い新趣向を求めたる彼の卓見は歌学史上特筆して後に伝えざるべからず。彼は歌人として実朝以後ただ
一人
(
いちにん
)
なり。真淵、景樹、諸平、文雄輩に比すれば彼は鶏群の
孤鶴
(
こかく
)
なり。
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
こかく(孤鶴)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
狐貉
(逆引き)
破れたる
縕袍
(
おんぼう
)
を
衣
(
き
)
、
狐貉
(
こかく
)
を衣る者と、
与
(
とも
)
に立って恥じざる
御萩と七種粥
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
こかく(狐貉)の例文をもっと
(2作品)
見る
小隱
(逆引き)
さあ
何
(
なん
)
とで
御座
(
ござ
)
んす、と
袂
(
たもと
)
を
捉
(
と
)
らへて
捲
(
まく
)
しかくる
勢
(
いきほ
)
ひ、さこそは
當
(
あた
)
り
難
(
がた
)
うもあるべきを、
物
(
もの
)
いはず
格子
(
かうし
)
のかげに
小隱
(
こかく
)
れて
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此裂
(
これ
)
でおすげなされと
呼
(
よび
)
かくる
事
(
こと
)
もせず、これも
立盡
(
たちつく
)
して
降雨
(
ふるあめ
)
袖
(
そで
)
に
詫
(
わび
)
しきを、
厭
(
いと
)
ひもあへず
小隱
(
こかく
)
れて
覗
(
うかゞ
)
ひしが、さりとも
知
(
し
)
らぬ
母
(
はゝ
)
の
親
(
おや
)
はるかに
聲
(
こゑ
)
を
懸
(
か
)
けて、
火
(
ひ
)
のしの
火
(
ひ
)
が
熾
(
おこ
)
りましたぞえ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
こかく(小隱)の例文をもっと
(1作品)
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姑獲
(逆引き)
支那で
姑獲
(
こかく
)
と呼ぶ一種の鳥類をこれに当てて、産で死んだ婦人の
怨魂
(
えんこん
)
が化成するところだの、小児に害を与えるのを本業にしているのと、古い人たちは断定してしまったようだが
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
こかく(姑獲)の例文をもっと
(1作品)
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賈客
(逆引き)
空中より鷲を落し、世間恐怖もて満たされ、一国のために人口の半ばを
喪
(
うしの
)
うたと吹き立て、衆経撰『
雑譬喩
(
ぞうひゆ
)
経』に、昔
賈客
(
こかく
)
海上で大竜神に逢う、竜神汝は某国に行くかと問うに、往くと答えると
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
こかく(賈客)の例文をもっと
(1作品)
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