“いづかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
何方96.4%
何所3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明日より何方(いづかた)へ行かむとするぞ。汝が魂、何処(いづこ)にか在る。今までの生涯は夢なりしか。現(うつゝ)なりしか。まこと人の心に神も仏も無きものか。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
恩(おん)ある人(ひと)は二年目(にねんめ)に亡(う)せて今(いま)の主(あるじ)も内儀樣(かみさま)も息子(むすこ)の半次(はんじ)も氣(き)に喰(く)はぬ者(もの)のみなれど、此處(こゝ)を死場(しにば)と定(さだ)めたるなれば厭(いや)とて更(さら)に何方(いづかた)に行(ゆ)くべき
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
寶澤は盜賊(たうぞく)に殺害(せつがい)されし體(てい)に拵(こし)らへ事十分調(とゝの)ひぬと身は伊勢參宮(いせまゐり)の姿(なり)に窶(やつし)一先九州へ下り何所(いづかた)にても足を止め幼顏(をさながほ)を失(うしな)ひて後に名乘(なのり)出んものと心は早くも定めたり先(まづ)大坂へ出(いで)夫より便船(びんせん)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)