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あはだ
ふりがな文庫
“あはだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
泡立
50.0%
粟立
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泡立
(逆引き)
泡立
(
あはだ
)
つ
波
(
なみ
)
、
逆卷
(
さかま
)
く
潮
(
うしほ
)
、
一時
(
いちじ
)
は
狂瀾
(
きやうらん
)
千尋
(
せんじん
)
の
底
(
そこ
)
に
卷込
(
まきこ
)
まれたが、
稍
(
やゝ
)
暫
(
しばらく
)
して
再
(
ふたゝ
)
び
海面
(
かいめん
)
に
浮上
(
うかびあが
)
つた
時
(
とき
)
は
黒暗々
(
こくあん/\
)
たる
波上
(
はじやう
)
には六千四百
噸
(
とん
)
の
弦月丸
(
げんげつまる
)
は
影
(
かげ
)
も
形
(
かたち
)
もなく
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
第三の世界は燦として春の如く
盪
(
うご
)
いてゐる。電燈がある。
銀匙
(
ぎんさじ
)
がある。歓声がある。
笑語
(
しょうご
)
がある。
泡立
(
あはだ
)
つ
三鞭
(
シャンパン
)
の
盃
(
さかづき
)
がある。さうして凡ての
上
(
うへ
)
の
冠
(
かんむり
)
として美くしい女性がある。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
同時
(
どうじ
)
に
滊角
(
きかく
)
短聲
(
たんせい
)
三發
(
さんぱつ
)
、
蒸滊機關
(
じようききくわん
)
の
響
(
ひゞき
)
ハッタと
更
(
あらた
)
まつて、
逆
(
ぎやく
)
に
廻旋
(
くわいせん
)
する
推進螺旋
(
スクルー
)
の
邊
(
ほとり
)
、
泡立
(
あはだ
)
つ
波
(
なみ
)
は
飛雪
(
ふゞき
)
の
如
(
ごと
)
く、
本船
(
ほんせん
)
忽
(
たちま
)
ち二十
米突
(
メートル
)
——三十
米突
(
メートル
)
も
後退
(
こうたい
)
したと
思
(
おも
)
つたが、
此時
(
このとき
)
すでに
遲
(
おそ
)
かつた
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
あはだ(泡立)の例文をもっと
(2作品)
見る
粟立
(逆引き)
二重
(
ふたへ
)
の
玻璃
(
ガラス
)
窻を緊しく鎖して、大いなる陶炉に火を焚きたる「ホテル」の食堂を出でしなれば、薄き外套を透る午後四時の寒さは殊さらに堪へ難く、
膚
(
はだへ
)
粟立
(
あはだ
)
つと共に
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ゆき子は褞袍をぬいで、
粟立
(
あはだ
)
つやうな寒さの中に、手荒く硝子戸を開けて、湯殿へ降りて行つた。
檜
(
ひのき
)
の浴槽に、満々と赤い湯が溢れてゐる。もうもうとして湯気が、狭い湯殿にこもつてゐた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
あはだ(粟立)の例文をもっと
(2作品)
見る
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